行政書士試験の難易度は高いのか
結論から言うと、行政書士試験の難易度は高いです。
受かった身で言うのもなんですが、やはり高いと感じました。
一問一問が極端に難しいかというと、そうではありません。
ただし、覚える範囲がとにかく広い。
「士業の中では比較的易しい資格」と言われることもありますが、
正直なところ、法律資格をなめていました。
私自身、これまで本気で勉強に打ち込んだ経験がそれほどなかったこともあり、
その点も難しさを感じた理由の一つかもしれません。
もっとも、合格率が10%台で、
世間的にも「そこそこ難しい試験」と認知されていることを考えると、
過去にどれだけ勉強してきたかは、実はそこまで関係ないのではとも思えます。
行政書士試験は毎年数万人が受験する人気資格です。
中には、いわゆる「記念受験」と呼ばれる、
ほとんど勉強せずに受験する方も一定数いると思います。
私の感覚では、
- 約30%:合格できる実力を持っている人
- 約30%:何とか勉強して試験会場までたどり着いた人
- 残り約40%:記念受験に近い人
このくらいの割合ではないかと感じています。
そう考えると、
「実力のある30%の中から、さらに約10%が合格する」
という見方もでき、
本気で取り組んだ人同士で見れば、実質的な合格率は30〜40%程度
なのかもしれません。
実際、
- 1〜2年しっかり勉強してきた人
- お酒が好きでも、しばらく断酒していた人
- 試験の数日前から有給を取り、前泊して臨む人
- 司法試験受験生など、法律の基礎がある人
こうした「本気の受験生」だけで見れば、
そのくらいの合格率になるのではないかと思います。
ただし、そこまでやっても普通に落ちます。
難易度という観点で考えると、
日本の資格全体の中でも、かなり上位に入る試験だと感じています。
実際にしんどかったところ
一番きつかったのは、仕事との両立です。
普通に社会人として働いていると、
21時に帰宅 → 風呂・食事で22時。
そこから勉強しようとしても、すぐに眠くなります。
無理して勉強すると、翌日の仕事に響く。
17時に仕事が終わる環境なら良かったのですが、
現実はそうもいかず、
睡眠時間を削って削って勉強していました。
また、私はお酒が好きでよく飲んでいましたが、
飲んでしまうと勉強はほぼできません。
そのため、半年ほど断酒していた時期もあります。
結果的に、少し健康になったという副産物はありました。
どんな人に向いている試験か
合格しやすい人という意味では、
- 大学受験をしっかり経験してきた人
- 他の難関資格を持っている人
こうした方は、やはり有利だと思います。
一方で試験内容を見ていると、これまで勉強してこなかった人でも
- 文章の細かい部分まで丁寧に読める人
- 国語が得意な人
- 普段から読書をする人
こういったタイプの方も、向いている試験だと感じます。