遺言書講座 第3回「遺言できる内容とは?」

2週にわたって、番外編ブログを配信して参りましたが、 今週は、遺言書について配信いたします!

遺言書に書いて、その通り執行される事項は民法で定められています(「法定事項」といいます)。
法定事項ではない遺言は法律上、何の効力も有しません。

例えば、「私が死んだ後も、兄弟姉妹で仲良く助け合うように。」といった内容を遺言書に記した場合、遺言ではありますが、法的には何の効力も生じません。

また、法定事項の遺言であっても、その内容が公序良俗に反するような場合には無効となります。
公序良俗に反するような場合とは、「殺人を依頼する」「愛人契約」など、社会一般的な倫理に反することをいいます。

遺言できる法定事項は、次の通りです。

遺言できる主な法定事項

遺言書で、次に掲げる以外のことを遺言しても、その遺言については法律上の効果はありません。

  • 後見人及び後見監督人の指定
  • 遺言執行者の指定及びその委託
  • 相続分の指定及びその委託
  • 遺産分割の方法の指定及びその委託
  • 遺贈
  • 遺産分割の禁止(期間は5年以内)
  • 遺産分割における共同相続人相互の担保責任の指定
  • 遺留分減殺の方法の指定

※これらの事項は、遺言以外の方法で行っても法律的な効力は生じません。

以下の事項については、遺言によっても、生前に行っても、どちらでも法律上の効果があります。

  • 認知
  • 相続人の廃除及びその取消し
  • 寄附行為
  • 信託

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