行政書士試験は何ヶ月必要?(社会人の場合)
結論から言うと、
社会人が行政書士試験に合格するまでに必要な勉強期間は、
最低でも1年、余裕を見て1年半〜2年だと思います。
「半年で合格」「3か月で一発合格」といった話も見かけますが、
それはかなり限られたケースだと感じています。
なぜ社会人は時間がかかるのか
社会人の場合、最大の壁は時間の確保です。
- 平日は仕事
- 帰宅は夜
- 疲労がたまっている
- 週末も予定が入る
この状態で、
学生のようなペースで勉強するのは現実的ではありません。
異動・転勤・ライフイベントという不確定要素
社会人の場合、
勉強計画を立てても自分ではコントロールできない要素が必ず入ってきます。
- 突然の異動や転勤
- 仕事内容の変化
- 繁忙期の長期化
また、
- 結婚
- 出産
- 介護
- 家族の体調不良
といったライフイベントが重なることもあります。
こうした出来事が起きると、
計画していた勉強時間を確保できなくなるのは珍しくありません。
「800時間」という数字の落とし穴
一般的に、
行政書士試験の合格には800時間程度の勉強が必要と言われています。
これを聞いて、
1年なら1日2時間ちょっとじゃん
と思う方もいるかもしれません。
しかし実際には、
もともと勉強癖がないことに加え、社会人の場合は、
- 仕事で頭を使い切ったあと
- 夜に2時間集中する
- それを毎日続ける
というのは、想像以上につらいです。
「今日は残業」「今日は飲み会」「今日は疲れすぎて無理」
という日が必ず出てきて、
机に向かえない日が積み重なります。
朝型勉強についての現実的な考え方
朝4時や5時に起きて勉強してから出勤し、帰宅後も勉強するという方法は、
試験直前期の短期間であれば有効かもしれませんが、
これを長期間続ける前提で考えるのは社会人にとって現実的ではないと感じます。
睡眠時間を削り続けると、
仕事や体調に影響が出て、
結果的に勉強の質も落ちてしまいます。
社会人の勉強時間はどれくらいが現実的か
私の体感では、社会人の場合、
- 平日:1〜2時間
- 休日:3〜5時間
これを継続できれば上出来です。
毎日安定して2時間以上勉強できる人は、
かなり恵まれた環境にいると思います。
1年で合格できる人の特徴
社会人でも、1年程度で合格できる人には共通点があります。
- 勉強習慣がある
- 法律の文章を読むことに抵抗がない
- 仕事後でも集中できる体力がある
- スケジュール管理が得意
1年半〜2年かかるのは普通
一方で、
- 勉強から長く離れていた
- 法律に初めて触れる
- 仕事が忙しい
- 勉強時間が安定しない
こうした場合、
1年半〜2年かかっても全く不思議ではありません。
まとめ
- 社会人の勉強期間は 最低1年、標準は1年半〜2年
- 異動・転勤・ライフイベントで計画は崩れやすい
- 「800時間=楽そう」は現実的ではない
- 朝型勉強は追い込み用と考えるのが無難