古物商申請に必須!身分証明書とその取り方【本籍地が北九州市の場合の実例あり】
古物商許可申請では、必ず提出しなければならない書類の一つに
「身分証明書」があります。
しかし、
- どこで取るの?
- 運転免許証とは違うの?
- 本籍が遠方でも取れる?
といった点で、つまずく方が非常に多い書類でもあります。
この記事では、
- 古物商申請で必要な「身分証明書」とは何か
- 取得方法の基本ルール
- 実際に本籍が遠方にある方の身分証明書を取得する方法
をもとに解説します。

1.古物商申請でいう「身分証明書」とは?
古物営業法における身分証明書とは、
市区町村が発行する公的証明書で、次の事項について証明するものです。
- 破産手続開始の決定を受けて復権を得ていない者に該当しないこと
- 成年被後見人・被保佐人に該当しないこと
つまり、
欠格事由に該当しないことを証明する書類
です。
よくある誤解
以下は身分証明書ではありません。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
これらは本人確認書類であり、
古物商申請で求められる「身分証明書」とは別物です。
2.身分証明書は「本籍地の市区町村」で取得する
身分証明書は、住民票のある市町村ではなく、本籍地の市区町村で発行されます。
重要ポイント
- 現住所と本籍が違っていてもOK
- 本籍が他県でも取得可能
- 発行権限は「本籍地の市区町村のみ」
たとえば、
- 現住所:福岡市
- 本籍地:北九州市
この場合、北九州市に申請する必要があります。
3.本籍が北九州市にある場合の取得方法(実例)
実際に、
本籍が北九州市にある方の身分証明書を取得した際の事実情報です。
実際に窓口へ直接いけない距離ではないのですが、
郵送請求の方が時間も手間も削減できるため
私はいつも北九州くらいの距離感だと郵送で取得しています。
① 窓口で取得する場合
- 申請先:北九州市役所(各区役所の市民課)
- 申請書:身分証明書交付申請書
- 必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバー等)
- 手数料:1通 300円(※自治体規定額)
その場で申請し、即日交付です。
② 郵送での取得(遠方の場合)
北九州市は郵送請求に対応しています。
北九州市区政事務センター
こちらに請求をかけます。
必要書類は以下のとおりでした。
- 身分証明書交付申請書
- 本人確認書類の写し
- 定額小為替(300円分)
- 返信用封筒(切手貼付して)
行政書士の場合はこれらに加え、委任状等も同封します。
※注意点
- 定額小為替(ていがくごがわせ)は結局500円かかります。
郵便局で定額小為替は購入できますが、発行手数料として200円かかります。
身分証明書代300円+手数料200円=500円
郵便局でお金が足りない!とならないようにご注意ください。

- 切手代
送る分で110円+返信用で110円かかります。
念のため、郵便局で重さを量ってもらうのがおすすめです。
4.古物商申請では「誰の身分証明書」が必要?
申請形態により、提出対象者が異なります。
個人申請の場合
- 申請者本人の身分証明書
法人申請の場合
- 法人の役員全員
- 管理者(営業所の責任者)
※役員が複数いる場合、それぞれの本籍地で取得が必要です。
5.身分証明書の有効期限は?
古物商申請では、
発行から概ね3か月以内のものが求められます。
警察署の運用として、
- 古すぎるものは再提出を求められる
- 他の書類と発行日を揃えるのが安全
という扱いが一般的です。
6.よくあるミス・注意点
- 住民票を取ってしまう
- 本籍地ではない自治体に請求する
- 有効期限切れの身分証明書を提出する
- 法人で役員分を揃えていない
身分証明書の不備は、
古物商申請が受理されない原因になります。
まとめ(結論)
古物商申請に必要な身分証明書は、
- 運転免許証等とは別の書類
- 本籍地の市区町村でのみ取得可能
- 個人は本人分、法人は役員全員分が必要
です。
手続自体は難しくありません。
ただし、本籍地の確認ミスや書類不足による追加での対応は非常に多いため、
事前に正確な準備を行うことが重要です。